こんにちは、まなびのタネ🌱配信です。
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【宣伝】認定NPOに向けた活動を進めています。HoSAが中心となって各団体に呼びかけを行い、ホームスクール関係団体のネットワークを強くしていきたいですね!
先週からYouTubeライブの配信も始めました。今後の協会の動きにもご注目ください🎆。
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📚もっとも簡単にできるまなびって何だろう?
ホームスクール支援協会には日々様々なご質問が届いております。中でも多いのが、「どんな活動をすべきでしょうか?」というもの。
もちろん、こちらのまなびのタネを参考にいろいろな調べ活動や自分プロジェクトを作ることをご案内していますが、今日は、どんなご家庭でも取り組める簡単かつ効果的な学びをお伝えしたいと思います。
結論から、お伝えすると、その学びとは親子で「映画鑑賞」です。
その方法と理由をお伝えしていきます。
📚お子さんの興味の幅は、広い?狭い?
子どもたちは、様々な人とのコミュニケーションや、多様な経験を通して社会性を身につけますね。
ホームスクールでは、ご家庭で学習する時間が多くなるため、好きなことや興味のある事柄について集中して取り組める一方、世界観(=興味のエリア)が小さくなってしまうリスクがあります。
個性を伸ばそうとしすぎて、早いうちから興味の幅を狭めてしまうということも往々にしてありますね。実に、、耳が痛い。
保護者の方が意識的に幅広い分野を教えたとしても、どうしても内容の「偏り」は出てきてしまうわけです。これは、ホームスクールでは必ずと言っていいほど起きてしまう現象です。
多くの親御さんが、①うちの子には好きなものや興味と早めに出会い、そこを重点的に強化してほしいと思う一方で、②興味の幅は広く持って、将来の可能性を高めてほしいという2つの矛盾した気持ちを抱え込むことが案外多いのではないでしょうか?
🎥映画鑑賞でバランス良く興味の幅を広げる。
よくよく考えてみると、興味というのは、自分の持っている知識からしか生まれません。
したがって、「知っていること」を増やさない限りは、子どもの「好きなもの」の選択肢は「目の前にあるもの」の中だけになり、狭い範囲からしか興味を発掘できないということになります。
これは、非常にもったいないことです。
「YouTuber」が将来のなりたい仕事の上位にノミネートされてから数年がたちますが、これも目の前にあるYouTubeという面白そうなものしか目に入っていないため(裏を返せば、他の世界を知らないため)に起こっているような気がしてなりません。決してYouTuberという職業が悪いわけではないのですが、多くの選択肢の中から本当に選んでいるのか、という部分は親としてしっかり見てあげたいところではあります。
そういった点で、映画鑑賞は幅広いジャンルがあり、特にノンフィクションやドキュメンタリーはリアルな社会を知り、様々な職業や業界に興味を持つきっかけになります。
言わずもがな、映像媒体は視覚や聴覚優位の子にも影響を与えやすいです。
様々なドキュメンタリーを見ながら、視野を広げ、「こんな世界があるのか」ということを疑似体験させてあげられるのは膨大な時間のあるホームスクールと相性が良いのではないでしょうか?
🎥見せるだけではなく、一緒に見ることの重要性
残念ながら、こういったドキュメンタリー映像は子ども向けに作られていることが少ないので、見せっぱなしにしていても子どもの興味は引けません。
お父さんやお母さんと一緒に見ながら、逐一説明をしてあげることがカギになってきます。
「○○は、つまり、こういうことだよ」など言葉の説明や、「この文化では○○なんだって」など、常識の部分を手伝ってあげるとよいでしょう。
見た後は、楽しかったねで終わってもよいのですが、できれば内容に応じて;
・どう思ったか、自分に置き換えてみるとどうか。なぜそう思ったか。
・新しく学んだことは何か?
などをノートなどにまとめてみるのもよいでしょう。「考察ノート」「感想文」など,、記録として残せば、学校に提出できるポートフォリオ(個人の学習記録)の完成です。
お子さんが強い興味を持った部分は別の作品を見て深堀することもできますし、意外な興味などに気付くきっかけにもなります。
最近はいろいろな映画サービスが低額で見放題です。ホームスクーラーにとってはとっても価値のある学習ツールになりますので、有効活用していきましょう!
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