こんにちは。理事の佐々木です。
ホームスクールの魅力には、「学校などの集団教育ではできないようなことができる」というものがありますね。
かといって、「家庭で培うべき力とは?」と聞かれると、ぱっとこたえるのは難しいのではないでしょうか?。
今日、小学生のホームスクーリングサポートを行っていた時の話です。
今日は作文に取り組んでいたのですが、その時のお題が、「将来必要な力とは?」というものでした。
「将来必要な力」って何でしょうね?
私は一つだけ挙げるのだとしたら「興味を持ち、深める力」だと思います。
興味を持ったらそれをとにかく調べ、深堀るしてみる。探求心といってもいいかもしれません。こういった自発的に知識の層を厚くできる子どもは将来専門性を持ったいろんな意味で「強い」芯のある人間になるのではないかと。
そのために親ができることは「興味」を育てることなのではないかと思いました。
一人ひとりに合わせて、また、より近い距離で成長を見守れるホームスクーリングでは子どもたちの瞬間的な興味や、性格の傾向がよくわかりますね。
そういったときに興味をきちんと拾ってあげることはとても重要です。
「こんなことが好きなんだね。」と。
また、年少の子の場合、自分の興味や趣味嗜好に気づけていないことも多々ありあります。そんなときも、「あなたはこんなことが得意だね。~~が上手だね」と興味のきっかけを育ててあげることが大切です。
親に肯定された自分の特性って、その後の自己形成につながったり、大きなモチベーションになったりするものです。
時間をとにかくかけて子どもを見守ることのできる教育方法だからこそ、今、子どもが何に興味を持っているのか、また持ちそうか、ということをいち早くピックアップして環境を整えてあげたいですね。