NPOの窓から

インターネット教育革命10「ホームスクールは自宅で勉強することではない」

ホームスクールは教育を世界の共通語に変える可能性を持っていると言われる。というとおやっと思われるが、教育は各国の国単位のナショナル・プロブレムであったのが、世界共通の土俵上で話し合われる可能性があるということなのである。つまり、国を超えてホ...
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インターネット教育革命⑨「ジョン・ホルトの夢」

前回の記事はこちら「インターネット教育革命⑧「学校に行かずに成長する」しかし1970年代になって伝統的なホームスクールに注目する人たちが出てきた。Growing without Schooling誌を発行しているHoltアソシエーツの創業者...
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インターネット教育革命⑧「学校に行かずに成長する」

1999年1月24日からアメリカ各地をまわって、アメリカのホームスクール文化を支えるキーマンに会ってきた。まず最初はGrowing without Schoolingというマガジンを発行しているHoltアソシエーツ社長のパトリック・ファレン...
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インターネット教育革命⑦「ホームスクールは止まらない」

アメリカではホームスクールという言葉はなくても、自宅が学習の基本である、という考え方はとても古いものである。ホームスクール実践者の多くは、アメリカの教育史は大部分がホームスクールの歴史だと言う。しかしアメリカでも公教育の普及するにともなって...
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インターネット教育革命⑥「過去から学び、未来を透視する」

二十一世紀、それは大人たちが変わるときだ。過去から学び、世界から学び、他者から学び、未来を透視する努力を怠らず、インターネットを単なる道具として毎日使いこなし、英語の洗礼を毎日のように受けることなのである。(自動翻訳や翻訳こんにゃくが実用化...
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インターネット教育革命⑤「いまここにある未来」

私たちは20世紀から21世紀への橋を渡った。こんなエポックメイキングな時代に生まれ合わせたことを幸せに感じずにはいられない。いま私たちは日本の歴史が50年越しで変わろうとしている時代に居合わせている。また我々は世界の歴史が100年越しで変わ...
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インターネット教育革命④「他国から学ぶ」

いま日本の歴史を学ぶのなら第二次世界大戦敗戦後の混乱期である。それはいま私たちはバブルに踊って、未来への投資を怠ったつけで第二の経済敗戦を迎えているからである。教育界も改革を怠り、狭い国内的視野のなかで未来への投資を怠ったつけで教育敗戦とも...
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インターネット教育革命③「ホームスクールは、国や行政の負担を軽減」

米国ではすでにホームスクールは既成の事実として語られている。50州すべての州でホームスクールは市民権を得ている。小中高校生で全米で200万人のホームスクーラー(実践者)がいる。20人に一人の割合である。インターネットは子供たちを学校から解放...
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インターネット教育革命②「日本でも望まれるホームスクールの波」

教育とは、コンクリートの校舎で行われるもの。何者かによって決められた時間割に沿って教室の中の椅子にすわり、机の上に教科書を広げ、権威ある教師の話を聞き、黒板に書かれたことを書き写し、ある時期になると必ず点数評価によるテストが待ち受けている。...
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インターネット教育革命①「インターネット革命はホームスクールを産み落とした」

インターネット革命はホームスクールを産み落とした。・十六世紀、印刷革命はドイツに宗教系の大学機関を産み落とした。・十九世紀、産業革命はイギリスに小中高校の学校制度、義務教育制度を産み落とした。・二十世紀末、インターネット革命は子供たちを教室...
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「ホームスクーラーへの10の質問」アンケート報告

全国115家庭/160名分のホームスクーリングの実態 先日、ホームスクール実践家庭の皆さんに協力いただいた「ホームスクーラーへの10の質問」WEBアンケート。1週間という短い期間であったにも関わらず、日本在住の115家庭/160名分のホーム...
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アンスクーリンググループ最大級:プロジェクトワールドスクールが来日

ホームスクール支援協会理事の佐々木です。みなさんは世界レベルで旅育に取り組んでいるホームスクールの団体があるのをご存知でしょうか?今回は、全国的に7,000人以上のフォロワーのいる、「Project World School」という団体の紹...
特集

プロゲーマーになりたい!と子どもが言ったら今すぐ挑戦させた方がいい説!|まなびのヒント

今から10年ちょっと前、僕は漫才師になりたかった。名門私立中学・高校に入学した僕は、圧倒的だったはずの勉強で全く太刀打ちできず、すぐに学校に学校を辞めたくなった。そんな時に僕を学校に繋ぎ止めたのはお笑いだった。大阪は世界で唯一(だと思う)、...
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不登校傾向にある子どもの実態調査から見える教育課題

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});理事の北本です。先日、日本財団さんが「不登校傾向にある子どもの実態調査」を発表し話題となりました。中学生(12歳~15歳)に絞り、文部科学省...
特集

最も重要な問いは「どうやって伸ばすか」ではなく「何を伸ばすか」である|まなびのヒント

僕は工作が苦手である。小学校1年生の授業参観の時、紙コップとハンガーで車をつくる授業だった。みんなすいすいと進めていく中、僕だけ全然進まなかった。父親が見かねて代わりに全部やってくれた。実はレゴを作るのも苦手である。教室に置いてあるので、た...